こんにちは。今週は中山で京成杯オータムハンデ、中京で産経賞セントウルSが開催されます。まだまだ暑い日が続きますが、秋競馬って感じで、これから楽しみが膨らみますよね。と言う事で、中京のG2セントウルSを予想して行こうと思います。来月のG1スプリンターSの大事な前哨戦になりますので、毎年そこそこの有力馬が出走して来ます。それに競馬場は阪神から中京に変更がありますが、1番人気が4連勝中と実績がある馬が確実に勝っている印象です。個人的にはセントウルSを勝つと本番のスプリンターSで勝てない印象ですが、今年はどうでしょうか? では、早速有力馬解説に入りたいと思います。
レシステンシア
前走、ヴィクトリアマイル6着と人気に応える事は出来ませんでしたが、個人的には、1600Mは少し長いのかなぁっと思っています。桜花賞やNHKマイルで2着に来ているように、全く駄目と言う訳ではないのですが、1600Mの勝鞍も2歳時の阪神ジュベナイルフィリーズのみなんですね。馬券圏外が2回ありまして、マイルチャンピオンシップの8着とヴィクトリアマイルの6着で、共に1600Mです。マイルチャンピオンシップで8着と敗れた次走も1400Mの阪急杯でしっかり勝っていますし、阪急杯の次走の高松宮記念も2着と崩れていません。それに高松宮記念が意外にも初の1200Mでしたから、流石と言う感じです。この秋、エリザベス女王杯は距離が長いと思いますので、セントウルSからスプリンターS、馬の状態を見て、マイルチャンピオンシップと言う感じのローテでしょうか? 過去のレースを見ても、前哨戦だからと言って、負けるような調整はしていませんので、ここも勝ちに来るでしょう。
期待値 A
カレンモエ
ご存じの通り、父にロードカナロア、母にカレンチャンと超良血です。共に短距離のG1を制していますし、この馬にかかる期待も大きいのではないでしょうか? デビューから11戦していますが、11戦全てで1番人気ですからね。内4勝と勝利数は少な目ですが、2着も4回と成績は安定していますね。ここ3戦ではG3を3戦していて、3戦全て2着です。どれも首差や鼻差で惜しいレースが続きましたが、こういう馬は、何かが足りないんでしょうね。何って聞かれると困るのですが、首差や鼻差で負ける馬は、次に首差や鼻差で勝てるかと言われたら、勝てないんですよね。目にはちょっとの差に見えるのですが、大きい差があるんでしょうね。ですが、馬券的には可能性は高いと思います。相手なりに成績は安定していますから、G2でどうか?ですね。ここを勝つようなら、一気にG1も見えて来るでしょう。
期待値 B
ラウダシオン
NHKマイルでG1馬になりましたが、その後のG1はマイルチャンピオンシップ、高松宮記念、安田記念と3レースとも2桁着順と全く駄目ですね。ですが、G2,G3になると馬券になるんですよね。ですが、この馬は1200Mは短いと思います。もう少し余裕のあるペースの方が、レースをしやすいと思いますね。せめて1400Mぐらいはほしいですね。ここで勝つ事は無いと思います。
期待値 B
ピクシーナイト
前走CBC賞2着と3歳馬ながら健闘しました。同レース6着のヨカヨカが次走で北九州記念を制覇していますので、この馬も期待が出来ると思います。父はモーリスですが、母方にキングヘイローとサクラバクシンオーを持っていますので、今後1200M~1600Mで活躍が期待されます。レースを見る限り、1200Mの方が、この馬に合っているように感じます。さらに今年の3歳馬は古馬との混合レースでも結果を出していますので、強い世代と言ってもいいと思います。
期待値 A
クリノガウディー
1勝馬の身ながら、ずっと重賞で戦って来ましたが、勝つことはありませんでした。高松宮記念では1位入線しましたが、最後の直線で大きく蛇行して結局、4着に降着になりました。運にも見放された感じですが、何とここ最近は、オープンで2連勝と格下相手にきっちりと勝っています。さぁこの2連勝をどう見るかですよね。ただ単に相手が弱くなって勝てているのか、あるいは、馬の調子がいいのか? 私は、確かに馬の調子もいいと思いますが、相手が弱いので勝っていると思います。理由は、弱い相手にもゴール前、詰められているからです。その相手が重賞になれば、当然強くなりますし、差されると思うからです。確かに降着になった高松宮記念は強いレースをしました。これまでに見たことも無いような末脚でした。あれがピークだったようにも思えますね。
期待値 B
勝負の軸馬
レシステンシア
かかる馬でも無いですし、1200Mでも先行出来るので、不動の本命です。