こんにちは。ダービーも終わり今週はラストの安田記念です。バッチリ当てて連続G1を締めくくりたいところです。ダービー馬に見事輝いたのは、シャフリヤールですか? 一応、〇対抗にしていましたので、馬連は的中出来ましたが、3連単は、エフフォーリアを頭で流しましたので、見事に全滅しました。しかし、シャフリヤールの上がりはタイム以上に強烈でしたね。エフフォーリアも完全にマークされていましたので、しょうがないですね。牝馬のサトノレイナスは、頑張ったと思います。一瞬3着かと思いました。エフフォーリアは残念でしたが、今後も応援して行こうと思っています。

さて、安田記念ですね。東京5週連続G1のラストです。先週がダービーですから、いくらか盛り上がりに欠けますが、今年もG1馬6頭と、現状考えられるメンバーでは、揃ったと思います。そして、この安田記念は、どのローテーションからでも、馬券に絡んで来ますし、年齢も幅広く来ます。関東馬、関西馬の差もそれほどありません。データ的には絞りづらいです。強い馬が何頭かいますので、どう考えるかですね。去年は、アーモンドアイも2着に敗れていますし、波乱もあり得ますね。では、有力馬解説に入ります。


グランアレグリア

まずは、この馬でしょう。前走、ヴィクトリアマイルを上がり32.6の最速上がりで楽勝して、ここに参戦です。恐らく、元々決定していたローテーションと言う感じでは無く、ヴィクトリアマイル後に判断した出走だと思われますので、状態面では心配ないと思います。前々走の大阪杯ではタフなレースでしたので、疲れが心配されましたが、前走の動きを見ていても何ら問題無さそうです。中間の調教の動きは、もう一つですが、最終追切では仕上げて来るだろうと思います。去年のアーモンドアイは、ヴィクトリアマイルと安田記念の連続勝利は出来ませんでしたが、グランアレグリアの方が、マイル適正は上のように感じますので、まぁ固いと思います。この先、G1を何勝するんでしょう? 来年も走るようだと、アーモンドアイを超えるかも知れません。現実的には今年で引退ですかねぇ。

期待値 A

サリオス

前走、大阪杯では3番人気に支持されましたが、重馬場が影響したのか、5着に敗れています。ここ2戦は馬券圏内からは漏れています。個人的には体系を見ると、マイラーだと思うんですよねぇ。胴が詰まっている感じが。それに馬体も500㎏を優に超える立派な馬体ですから、2000Mを超えるような距離よりは、明らかにマイルの方がいいと思います。去年のマイルCSでは、5着と結果を出せていませんが、自身は最速上がりですし、勝馬のグランアレグリアからは、0.4秒差ですから、見切るのは、まだ早いと思います。そして、東京コースでは、3,1,0,0と得意と言っていい成績です。1回の2着もダービーですから、ほぼパーフェクトです。十分やれると思います。

期待値 A

インディチャンプ

ここ1年以上、勝利から遠ざかっていますが、決して大敗はしておらず、ほぼ馬券圏内には来ています。馬券圏内に入らなかった前々走も4着ですから、馬券的にはかなり固い1頭ですよね。今年で6歳ですが、調子もいいみたいですし、何より6歳でも、この安田記念は全くマイナスにならないんですよね。ここ10年では5歳馬より勝率がいいですから。4歳馬に次いで好成績です。そして、鞍上の福永Jですが、まぁとにかく調子がいいですよね。ダービーを2連覇していますし、乗れてますよね。ここ3戦は、マイル以下のレースが続いていましたが、得意のマイルで力を発揮するのでしょうか? 

期待値 A

シュネルマイスター

NHKマイルCの覇者が参戦して来ます。10年前にリアルインパクトがNHKマイルC3着からのローテーションで安田記念を勝った前例がありますから、無いとは言いませんが、この時期の3歳馬の挑戦は、非常に苦しいと思います。同じ東京の1600Mですが、ペースが違いますよね。決して3歳馬が楽に追走出来るペースにはなりません。当然、陣営も承知の上での挑戦ですから、策は練っている事と思いますが、ルメールも今回はグランアレグリアですから、前回のようには行かないと思います。正直NHKマイルCのレベルもイマイチでした。

期待値 C

ケイデンスコール

今年に入り、違う馬になったのでしょうか? いきなり勝つようになりました。去年までは、いわゆるもう終わった馬でしたが、今年、京都金杯を勝つと、続いて中山記念で2着、前走マイラーズCで1着とG2を勝利するまでになりました。マイラーズCは1着だとなかなか安田記念とは、直結しませんでしたが、去年は、インディチャンプがマイラーズC1着から馬券になっていますので、注意が必要です。しかし、例年に比べ、マイラーズCの出走メンバーがちょっとどうかな?っと言う感じがしましたので、まだ半信半疑です。

期待値 C

ラウダシオン

前走、京王杯SCを久々に勝利しました。去年のNHKマイルCの勝馬です。勝ったり、大敗したりと非常に狙いづらい馬です。お父さんは、10年前に安田記念を3歳で勝利したリアルインパクトですね。切れる脚はありませんので、先行して粘るタイプですが、先週のダービーを見る限り、今の東京の馬場状態は、外が良く見えましたので、合わないような気もします。瞬発力勝負になったら不利でしょう。ただし、シュネルマイスターより人気がないようなら、十分買いだと思います。3歳よりは強いと思いますね。

期待値 B

ダノンキングリー

実績のある馬ですが、安田記念が7ヵ月ぶりのレースか? それに前々走が、去年の安田記念ですから、いくら何でも休みすぎですよね。本来なら上位人気になるような馬ですし、先行力もありますし、瞬発力もありますので、ノーマークと言う訳には行きませんが、ちょっと苦しいでしょうね。

期待値 D

ダノンプレミアム

こちらのダノンも6ヵ月の休み明けです。何故か、陣営が海外のレースに拘り、オーストラリアや香港に連れて行きます。2,3歳時は、素晴らしい素質を持った馬だったんですけどね。安田記念は過去2回出走して、いずれも2桁着順です。天皇賞(秋)では2着、4着と好成績なんですが。ペースなのでしょうか? 2000Mの方が走りやすいのですかねぇ。

期待値 C

カラテ

只今、3連勝中です。ここに来て馬が本格化したのでしょうか? 分りませんが、連勝していると言う事は事実です。前走、東京1600Mを勝利していますので、軽視は出来ませんが、瞬発力勝負になると分が悪いようです。多少、力がいる馬場の方がいいでしょう。

期待値 C

勝負の軸馬

グランアレグリア

サリオスインディチャンプも気になりますが、今回に軸馬は、グランアレグリアにします。やはり、この馬はマイルで最高のパフォーマンスを発揮すると思いますし、もう自身との闘いかと思います。